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国民から、10の質問のコーナー(リーゼ編)
インタビュアー エルファリーナ




初めに/フルネーム/出身地/身長と体重/スリーサイズ/趣味・好きなもの/
特技/得意な物・苦手な物/魔物討伐/任務での生活/主人公について
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0、進行紹介
「それでは、国民から。リーゼロッテ王女様への10の質問のコーナーをはじめます」
「進行役は、エルナで進めさせてもらいます」
「はい。リーゼも、何か言って?」
「……リーゼです。今回、皆様からの質問にお答えすることになりました」
「……どうぞ、よろしくお願いします」

「えっと……あの……本当にごめんね?」
「突然。無理言っちゃって……」
「……別に気にしないでわ」
「ベルネリアの方から、私に国務と言うことでも、伝えられているから」

「……うん。わかった」


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1、名前(フルネーム)
「じゃあ、質問するね」
「まず最初は……、[フルネーム]を教えてください、みたいだけれど」
「フルネームは、[リーゼロッテ・フォン・アウスレーゼ・ベルネリア]……です」

「付け加えると、愛称はリーゼ、ですね」
「それにしても、本当に長いね……。私も、今初めて知ったかも」
「……そうだったの?」

「うん。それに、前からリーゼは、名前だけしか教えてくれなかったから」
「……そうかもしれないわね。あの頃はまだ、自分の名前に慣れていなかったから」

「………?」
「ううん。なんでもないから、気にしないで」
「私の名前が長いのは、これは元々の私の家柄と、
王家の名前が組み合わさっているからね」

「あっ……リーゼのところは、そういうこともあるんだよね」
「ええ」
「……この辺りも、後で話すことになると思うけれど」



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2、出身地は?(自分の国について)
「えっと……次の質問が、リーゼの出身国、[ベルネリア]について教えてください、
  だから……」
「一緒に答えてもらってもいいかな?」
「ええ。構わないわ」
「まず、私の国ベルネリアについてだけれど……」
「簡単な説明は、パンフレット案内を参照してもらって、
それの補足説明をする形でいいかしら?」

「あ、はい。それで構いませんよ」
(……何か、私なんていなくても、いいような気がしてきたんですけど……)
「別名は水上都市とも呼ばれているベルネリアだけれど、
その実体は【魔法】を要として統一されているの」
「だから、どちらかと言えば【魔法国家】としての趣が高いわね」
「特に、軍備などはその点が顕著で、通常軍隊に匹敵するほどの、
魔法部隊を揃えているわ」

そう、そうなんですよ!
ベルネリアの魔法部隊は、セイフォール一と言われているんですよね」
「それもあって、優秀な魔術師や魔術師を志す人たちは、ベルネリアに修行に行くことが多いんですよねー」
「……それを、可能にしているのが、政治の中心に優秀な魔術師を据えているから」
「ベルネリアは、何処よりも魔力を持つものを重要視し、
そのために……半世襲制度というものを取り入れているわ」
「ここで……先程の話に戻るのだけれど……
あら? エルナ、ぼうっとしているけれど、どうしたの?」

「あ、ううん。何でも」
「……それならいいけれど」

(リーゼってやっぱりすごいよね……私、こんな風にすらすらと話せないし……)
(まるで、講義を受けているみたい……)

………
…… 
…  

「その半世襲制度は、簡単に説明すれば、才能に恵まれたもの、強い魔力を持ったものを、王家の一員として取り入れる、ということね」
「そもそも、王家の血族のほうが優秀なものが生まれやすいから、本当はあってないようなものなのだけれど
……稀に王家より力の強いものが生まれることがあるわ」
「はい。先生。それって、リーゼのようにですか?」
………

………
…… 
…  

「?????????」

……」
「……まあ、そういうこと、ね」
「そうなれば、王家に取り入れられたという証明に、名前にベルネリア、が追加されるのよ」
「そのために、ベルネリアを名乗ることを許されたということは、これは王家の一族以外に、優秀なものという意味もあるということになるわ」
「……これくらいでどう?」

「う、うん。充分過ぎるほど充分だと思うよ」
「ベルネリアの王家に選ばれることが、どれだけ大変なことか、よくわかったから」
「やっぱりリーゼはすごいんだなって改めて思っちゃった」
「……ありがとう」
(でも……それが、本当にいいことかはわからないけれどね)
(特に、私にとっては……)



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3,身長・体重は?
「次の質問は、【身長と体重】について教えてください。ですね」
「……わかりました」
身長は、154p。体重は44s。同年代のエルナと比べても、
小柄なほうに分類されると思うわ」

「リーゼは、いつも余り食べないほうだしね」
「……そうね。栄養のバランスには気をつけているけれど、
元々余り食べるほうじゃないみたい」
「エルナは……見た目の割りには、食べるほうよね」

「そっ、そんな。私は別に……普通だと思います」
「……そう? この間、食事の時に私の倍は食べているのを見たけれど」

「それは……リーゼが元々少ないのと、後は……修行した後はお腹が空くから」
「だから、食べ過ぎているわけでもなくて……」
やっぱり、普通なんです!
「ちょ、ちょっと。エルナ」
「そこまでムキにならなくても……」
「それに、インタビューされているのは私なんだけれど」

「あ……え、えっと。そう言うことで、リーゼロッテ王女の【身長と体重】についてでした」
「それでは、次に質問に参りますね」
「……流石に強引過ぎると思わない?」

「……だ、だって」
「はぁ……もう少ししっかりしてよね」



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4,BWH(スリーサイズは?)
「次の質問は、【スリーサイズを教えてください】ってことなんだけれど……」
「えっと……そんなに嫌な顔しなくても」
「……普通は嫌な顔をして当然だと思うのだけど」
「……エルナだし、ね」

「うう……」
「でも、その、これも国民からの質問だから」
「……わかってるわ」
「私のスリーサイズは……」
「………………………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………………………」

「あの、リーゼ。その……大丈夫?」
「そんなに嫌なら、国民の皆様もわかってくれると思うし……だから……」
「……いえ、大丈夫だから
(……私の国の人もこれを見るでしょうし、こんなことで、色々と言われるのはもう嫌だから……それに――)

「そうならいいけれど……」
(エルナに庇われるなんて、癪に触るし、ね)
「大丈夫よ」
私のスリーサイズは、上から【87 57 86】といったところね」
「細かい数値は、変わるけれど、そこは大丈夫よね?」

「う、うん……」
「服の上からではわかりにくいけれど、リーゼって胸大きいよね」
「……っ……」
「……悪い?

「う、ううん、悪くないけれど」
「……なら、余り言わないで」
「私だって……好きで大きくなったわけじゃないんだから」

「ご、ごめんね……」
「私……リーゼがそんなに気にしてるなんて、ちっとも知らなくて……」
「……もういいから」
「……質問を続けてくれる?」



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5,趣味、好きなもの、事は?
「う、うん。」
「次の質問は【趣味、好きなものは?】ですね」
「……しいてあげるなら、趣味は読書だと思うわ」

「リーゼは、よく本を読んでいるもんね」
「好きなのとかはあるの?」
「特には決めていないけれど、面白そうなものだったらとりあえず何でも読んでいるわね」

「なるほど。じゃあ、他に好きなものとかはある?」
「後は、ものではないけれど、静かな場所が好きね」

「えっと……だから、いつも一人でいるの?」
「……それも、あるかもしれないわね」



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6,特技
「次の質問は、特技についてです」
「特技……これは、当たり前だけれど、魔術については、省かれているのよね?」

「う、うん。一応は、それ以外のことでって意味だと思うけれど」
(魔術が特技って言えるのは充分すごいと思うんだけれど……)
「……そうなると、他には特に思い当たらないわね……」

「そうなの? リーゼは私からしてみれば、何でも出来そうな気がするんだけれど……」
「……例えば?」

「え、えっと……その……何となくイメージで……」
「……はぁ」
「貴方に聞いた私が馬鹿だったわね」
「……悪いけれど、この質問には答えることが……」

「あ、そういえば……」
「早起きとかは? リーゼが寝坊しているところを見たことなんてないし」
「それって特技に入るの……?」
「……私はただ、自己管理をきちんとしているだけで」
「それさえしていれば、誰にだって出来ると思うわ」
「今では、目覚まし時計というものもあることだし」

「……あっても、起きられない人はたくさんいると思うんだけれど」
「私なんて……なかなか出来ないし」
「それは……私には何とも言えないけれど」
「そのことが特技でいいのなら、それでお願いするわ」

「あ、うん」
「というわけで、リーゼロッテ王女様の特技は【自己管理と、早起き】でした♪」
「…………あれ? どうしたの?」
「いえ……何でもないわ」
(……どうしよう)
(こんなものを特技にするのは、やっぱりよした方がよかったわよね……)
「今更言っても遅いけれど……ね」



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7,苦手なもの
「次の国民からの質問は、【苦手なもの】です」
「そう言えば、リーゼって苦手なものあるの?」
「そうね……。うるさい場所と、うるさい人と、自分に自信がない人、かな」

「場所はわかるけれど……うるさい人と、自信がない人って?」
「うるさい人は……必要以上に、自分に干渉してくる人のことね」
「例えば、お節介なあの人みたいなタイプ」

「それって……」
「……これは、一概に相手の問題とは言えないことだから」
「ただ、私が【苦手】というだけ」
「後者は……苦手というよりも、自分に自信がないのを、他に見せる人が理解出来ない……というほうが正しいわね」

「それは……リーゼは、強いからじゃないかな?」
「……そうでもないと思うけれど」
「そう受け取らせてもらうわね」



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8,魔物討伐
「次は、魔物討伐についてです。リーゼロッテ王女様は、今回の任務についてどう思われていますか?」
(……ここは、はっきりと答えておかないといけないわね)
「……そうね。王家の力を持つもの、その中でも優秀な才能を認められたものしか選ばれない五人の一員に選ばれたことは、名誉あることだと思っています」

「そうですよね。たった五人の中にしか選ばれないということは……私も、その一員としてとても名誉なことだと思っています」
(けれども……しっかりと言うことは言っておかないと……)
「――ですが、こんなことを言うのは失礼に当たるかも知れませんが、自分の実力であれば、選ばれたことは当然だとも思っています」

「リーゼ……?」
(……あれ? 私、そこまで聞いてないのに……)
「しかし、だからといって、自惚れているわけでもありません」
「任務を達成するその日までは、最後まで気を抜くことは出来ないからです」
「……ただ、必ず任務を達成することを、ここで約束します」
(……こんなもので、いいかな)

「……あ、あの、リーゼ。いきなりどうしたの?」
「……エルナこそ、そんなに驚いてどうしたの?」
「私は、それほど間違ったことはいっていないつもりだけど」

「あ……うん」
「間違ってはいないんだけれど……」
(ただ、リーゼが……そんなことを言うなんて思わなかったから……)
(何だか別人のように思えちゃって……)
(……なんて、言えないよね)
「ううん。リーゼロッテ王女様」
「国民の皆様も、これで安心してくれることでしょう」
「一緒に頑張りましょうね」
「……ええ」



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9,今回の任務での生活は?
「次の質問は、今回での任務での生活について、ですね」
「リーゼは、ベルネリアからこちらに来たんだけれど、色々と生活の面で問題とか起きてたりするの?」
「次の質問は、今回での任務での生活について、ですね」
「リーゼは、ベルネリアからこちらに来たんだけれど、
色々と生活の面で問題とか起きてたりするの?」

「他の皆さんは、風土も文化も違いますものね……」
「……それに、私はそれほど集団生活には向いていないほうだと思うけれど」
「メイドのメアリが色々と気をつけてくれるから、むしろ生活は快適といっていいくらい」

「ふふ。メアリは最高のメイドですから」
「それを聞くと、メアリも喜ぶと思います」
「……そう? だったらいいのだけれど」



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10,主人公についてどう思っている?
「それでは、最後の質問です」
「最後の質問は、今回私たちの任務の指導者をしてくださっている、あの人のことを、どう思っているか? というものです」
「あの人のことは……お節介な人、だと思いますね」

「やっぱり、上の質問で言っていたのって……先生のことだったんですね」
「……リーゼは嫌いなの?」
「別にそう言うわけじゃないけれど……苦手なだけで、嫌いとも思ってないわよ」

「良かったです♪」
「……エルナは、あの人のことが好きみたいだから、ね」

「好きというか……」
「ただ……魔術の知識が豊富で、いつでも親切だし、今回のことだって快く引き受けてくれましたし……」
「……そうね。魔術についての実力は、高いと思うし、
この任務についての司令官としても、相応しいと思う」
「……どういう人かまだよくわからない、とうことはあるけれど……」
「ただ、……悪い人ではないと思うわ」

「もっとお話ししてみればわかると思うよ」
「修行も見てもらっているんだから」
「……そうね。考えてみるわ」

「うん♪」


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11,終わり
「はい。と言うことで、リーゼロッテ王女様への、国民からの10の質問のコーナーでした」
「リーゼ、お疲れさま」
「ううん。大丈夫」
「……ただ、少し喉が痛いかも」

「今日は、良く喋ってたもんね」
「ちょっとびっくりしちゃった」
「はい。飲み物どうぞ」
「ありがとう」
「……今回は、国務と言うこともあったから」
「……それに、少しだけ緊張していたのかもしれないわね」
「こういうことは、慣れていないから」

「……そうなの?」
「私、慣れているとしか思えなかったんだけれど……」
「……そう見えたのなら、上手く出来ていたみたいね」

「うん」
「リーゼも、これで国民達からもっと親しみを持ってもらえると思うよ」
「……そうね」
(そうだと……いいのだろうか。……私にはよくわからないけれど)

「うん。きっとそう思うよ」
「あ、それじゃ私そろそろいくね? お疲れさま、リーゼ♪」
「……ええ。エルナもお疲れさま」



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